MDAC

2009年04月22日

MDACセットアップに失敗する際の、対応例

KUです。
一昨日、導入企業様のサポートに伺いました。おしらせ〜るの連携機能が働かず、ドルフィンの書類を参照できない状態になっていました。

原因?
  • 原因はMDAC(Microsoft Data Access Components)という部品のバージョンが若干古かったからのようです。
  • 最新版のMDAC2.8に置き換えようと試みました。しかし、セットアップを受け付けませんでした。
Advanced INF Installer
INF Install failure. Reason: アクセスが拒否されました。

対策:
  • 対策としまして、C:\WINNT\TEMP フォルダ アクセス制御の設定を修正しました。
  • Administratorsに、アクセス許可=「フルコントロール」、種類=「許可」を割り当てました。
AdministratorsとUsersに対して、何故か「拒否」が設定されていた為、セットアップが失敗していたようです。これを探り当てたテクニックは後日、ご紹介したいと思います。

KU-winnt-temp-sec





当時の状態を再現してみました、アクセス制御の設定です。英語でごにょごにょ書いてあります点は、お察しください。

KU-samp-acl2



Administrators/Usersに対する、アクセス制御の設定例です。

以上です。



追記:

KU-sacl-winnt-temp







対策を繰り出すキッカケとなったイベントログの監査イベント。これでテクニックの内容がわかる方は、大変すばらしいと思います!



digitaldolphins at 10:40コメント(0)トラックバック(0) 
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