Imaging

2009年03月25日

Global 360社様のImagingにつきまして

KUです。
一昔前に会社で購入(輸入?)しましたTIFFファイル編集ソフトのご紹介です。

複合機で取り込んだ後のTIFF画像(図面など)を編集するには、TIFF画像の編集ソフトウェアが必要になって参ります。

これがTIFF画像である理由につきまして：

一つのファイルに、複数枚の画像(図面など)を収められたら、文書としてのまとまりが良く、管理し易いと考えられます。
一つの画像を、一つのファイルに収める画像形式は多いです(JPEG画像、GIF画像、PNG画像等)。
一方、複数枚の画像を、一つのファイルに収める画像形式は少ないです(TIFF画像・PDF文書など)。
プログラマの視点から、画像形式の複雑さを考えますと、・・・
TIFF画像は構造が簡単な為、読み書き表示が比較的、楽です!
PDF文書は構造が複雑な為、読み書き表示が、どれも大変です!

システム開発者の視点から見ますと、TIFF画像を選ぶ方が楽な選択になります。

ということから、システムの開発者にとっても、システムの利用者にとっても、これからもずっとTIFF画像の御世話になるかも...です。

前置きが長くなりました。

TIFF画像の編集ソフトウェアにつきまして判り得る範囲で解説させて頂きます。

有力な候補が2つございます:
ソフト① Windows 2000のイメージング (現在はGlobal 360様のImagingとして提供)
ソフト② Microsoft Office 2003/2007のMicrosoft Office Document Imaging

ソフト① につきまして:

Windows2000には、スタート→アクセサリ→イメージング(Imaging)というTIFF画像編集ソフトが付属しています。この頃はKodak様の銘が入っていました。

改めて触ってみました所感です:

文書の体裁を整えるのに便利。頁を回転したり、頁を入れ換えしてみたり、頁を削除したり、頁を追加・挿入したり、一覧で見取ったりなどの作業が可能です。
画像で作り込みました印鑑欄などを、頁ヘッダ・フッタ・頁中に貼り込んだりする機能は持たないようです。

Imagingは残念なことに、Windows XPの代で、なくなってしまいました。Microsoft様のサポート情報に説明がございます :: Kodak Imaging for Windows は Windows XP に含まれない

これによりますと、Global 360様の取り扱いとなっているとのこと。

そこで評価の為、社長に談判しまして購入の決裁を頂きました。(2006年の事です)

ホームページ(英語)からオンラインで注文、ちゃんと届きました!　いまも大事にとっています。