2009年01月14日
【ご質問】 なぜ自動文字認識はしないか?
【ご質問】
「様々なキーワードで検索できる」けれど「自動文字認識はしない」とお見 受けしました。
とすると、スキャナで取り込んだ画像一つ一つに検索するためのキーワードをいくつ か入力しなければならないのでしょうか。
膨大な資料の1枚1枚に顧客名や製造年月日や製品名や書類名など打ち込みを要するのでしょうか。
【ご回答 1】
「自動文字認識」はしません。
OCRの機能はあえて搭載していません。
何故ならば、識字率の問題があるためにデータベース構築上弊害が出るためです。
例えば「1とiとl イチとアイとエル」は、認識できません。
また、「0とO オーとゼロ」も認識不可です。
過去にも「井戸」「丼戸(ドンブリド)」でごみを認識して 大切なお客様の名前を誤ることもございました。
ユーザーである公認会計士・山下会計事務所様でもOCRでの入力実験をされましたが、「自動文字認識は、識字率の問題があり不採用」とされています。
【ご回答 2】
文書ひとつひとつに キーワードをつけていき整理整頓していきます。
お客様からの問い合わせは、「何がキーをされているのか」により入力する項目をきめさせて頂いております。
枚岡合金工具では、旧図面や検査票に関しては、金型固有の8桁のバーコード番号のみで事足りていますが、顧客様名は予め登録しています顧客様リスト
から選ぶようにしています。
製造年月日や製品名や書類名は、入力していません。
文責 : 古芝保治@枚岡合金工具株式会社
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